こんにちは、札幌で夜勤専門のタクシードライバーをしている よるタク です。
今回は「深夜のすすきので本当にタクシーは捕まるのか?」という疑問について、現役目線で解説していきます。
繁忙期はタクシーが捕まりにくい
すすきのの深夜帯で「タクシーが全然いない…」という状況が起きやすいのは、12月〜3月の繁忙期です。
特に忘年会シーズンや積雪が多い時期は利用者が一気に増えるため、台数が足りなくなることもしばしば。
その中でも 金曜・土曜の深夜はピークで、タクシーがなかなか捕まらないことがあります。
繁忙期以外でも起こる「タクシー不足」
実は、繁忙期以外でもタクシーが足りなくなる場面があります。
それは 大雨や吹雪など天候が荒れた時です。
普段は徒歩や公共交通を利用する人も「今日はタクシーで帰ろう」と考えるため、需要が一気に膨らみます。
さらに、天候+イベント+週末という条件が重なると、すすきのエリアではタクシーを捕まえるのがかなり難しくなることもあります。
イベントがある日は要注意
プレミストドームや大きな会場でイベントが開催される日は、終了後に一斉に利用が集中します。
このタイミングではタクシーがすすきの中心部から一時的に減るため、普段よりも待つことが多くなります。
GOアプリや無線配車も難しい場合がある
「タクシーが全然いない…」と感じると、アプリ配車(GOなど)を使おうと考える方も多いと思います。
しかし、繁忙期やピークタイムでは アプリ配車も通りにくいことが多いです。
理由はシンプルで、ドライバー側にとっては手上げ(路上でお客様を拾うこと)の方が効率的だからです。
すすきののように人通りが多いエリアでは、アプリを受けるよりもその場でお客様を乗せた方が早いので、実際には アプリを切って走っている運転手がほとんどです。
同様に、各タクシー会社が持っている 無線配車もオフにしているドライバーが多いため、「アプリなら呼べるはず」と考えるのは危険です。
基本的にはタクシーは捕まる
ただし、繁忙期や悪天候を除けば「タクシーがまったく捕まらない」ということはほとんどありません。
多少待たされることはあっても、36号線の大きな通りに出て列で待っていれば必ずタクシーはやってきます。
タクシーを捕まえるコツ
すすきのエリアの中でも、南5条〜南7条あたりは特に捕まりづらい傾向があります。
「全然タクシーが来ないな…」と感じたら、迷わず 36号線まで歩いて出るのがおすすめです。
まとめ
・繁忙期(12〜3月)、特に金土の深夜はタクシー不足になりやすい
・大雨や吹雪など天候が荒れる日もタクシーは足りなくなる
・天候+イベント+週末が重なると特に捕まりにくい
・タクシーがいないと感じる時は、アプリ配車や無線もつながりにくい
・基本的には大通り(36号線)に出れば必ず捕まる
・ 南5〜7条よりも36号線で待った方がスムーズ
すすきので深夜にタクシーを利用する際は、このポイントを知っておくだけで待ち時間をグッと減らせます。
次回は「アプリ配車と流し、どちらが早い?」について現役目線で書いてみようと思います。